婚活アドバイザーのサヤカです。お母さま・お父さまから寄せられるお悩みのなかで、いちばん多いのがこの言葉です。
「うちの子は高望みなんてしていないんです。普通の人でいいって言っているのに、どうして決まらないのでしょう」
お気持ちは痛いほどわかります。けれども今日はあえて、少し厳しいことを申し上げます。「普通でいい」という言葉こそが、お子さまが何年も決まらない、いちばんの原因かもしれません。
「普通」は、実はいちばん競争の激しい条件です
親御さんも娘さんご本人も、「普通の人」と言うとき、無意識にこんな男性を思い描いていないでしょうか。
安定した会社にお勤めで、暴力やギャンブルとは無縁で、それなりに清潔感があって、両親と普通に話ができて、いずれは家庭を大事にしてくれそうな人。──いかがでしょう。これ、まったく「普通」ではありません。むしろ、世の中の女性が全員ほしがっている、いちばん人気の条件です。
ここに、多くのご家庭が気づいていない落とし穴があります。
婚活の世界には、戦いやすい場所と戦いにくい場所があります。経営の世界では、競争相手だらけの激戦区を「レッドオーシャン」、ライバルのいない穏やかな海を「ブルーオーシャン」と呼びます。婚活もまったく同じ構造をしているのです。
そして、マッチングアプリや大手の結婚相談所は、典型的なレッドオーシャンです。
なぜアプリと相談所は「血の海」になるのか
理由はシンプルです。これらの仕組みでは、女性は登録している男性の写真も、年齢も、年収も、勤め先も、ひと目で見比べられてしまいます。 すると何が起きるか。条件のわかりやすい男性──見た目が良い、収入が高 ……