こんにちは。婚活アドバイザーのサヤカです。

今日は、なかなか結婚しないお子さんを案じておられる親御さんに、少しだけ耳の痛いお話をさせてください。

これまで何百という親子を見てきて、私はあるはっきりとした傾向に気づきました。婚活がどうしても実らないお子さんの背後には、たいてい「卒業できていない親御さん」がいらっしゃる、ということです。

意外に思われるかもしれません。「私はむしろ、あの子のために身を粉にして動いているのに」と。ええ、そのお気持ちは痛いほどわかります。だからこそ、今日のお話を、どうか最後まで聞いていただきたいのです。

お子さんを「直そう」としていませんか

多くの親御さんが、こうおっしゃるんです。「うちの子は気が利かなくて」「もう少し見た目に気を遣えばいいのに」「あの性格では選んでもらえない」。

つまり、結婚できない原因はお子さん本人にあって、その足りないところを直しさえすれば事態は好転する——そう考えていらっしゃるわけです。

けれど、ここに大きな落とし穴があります。

人というのは、身近な誰かから「あなたには欠けたところがある」と言われ続けると、前へ進む力そのものを少しずつ失っていきます。婚活というのは、ただでさえ自分の中身をさらけ出す勇気のいる営みです。そこへ、世界でいちばん信頼している相手から減点を重ねられたら、足がすくんでしまうのは、むしろ自然なことなのです。

親御さんの「よかれと思って」が、皮肉なことに、お子さんの自信を削り、出会いの場へ向かう一歩を奪ってしまう。そういう光景を、私は数えきれないほど見てきました。

心配は、かたちを変えた支配です

少し厳しい言い方になりますが、お許しください。 行きすぎた心配は、しばしば支配と背中合わせです。「あなたが心配だから口を出すのよ」という構えは、裏を返せば「あなたは私の管理のもとにあるべき存在だ」とい ……