こんにちは。婚活アドバイザーのサヤカです。
今日は、なかなか結婚の決まらないお子さんを見守る親御さんに、少しだけ耳の痛いお話をさせてください。
お子さんの婚活がうまくいかない——そんなお悩みの声は、後を絶ちません。みなさん本当に熱心で、お子さんを大切に思う気持ちが言葉のはしばしから伝わってきます。
ところが、そうした声をひとつひとつ読み解いていくと、あることに気づくのです。お子さんの結婚を遠ざけているものの正体が、相手の側ではなく、親御さんの心のなかにあるかもしれない、ということに。
親御さんが、知らずに掲げている「条件」
お子さんがお相手を連れてきたとき、あるいは「こういう人とお付き合いしている」と報告してくれたとき。親御さんの頭には、こんな言葉がよぎりませんか。
「どこの会社にお勤めなの」 「学校はどちらを出ているの」 「ご実家は何をされているの」
ひとつひとつは、ごく自然な問いかけに見えます。けれども、これらの問いには、はっきりとした共通点があります。どれもこれも、お子さん本人ではなく、その人の「肩書き」や「家の格」を測ろうとしている、ということです。
そして、その物差しの根っこにあるのは、たいていの場合「これでご近所やご親戚に胸を張れるかどうか」という、世間体への気がかりです。
世間体。世間に対して恥ずかしくない体裁。
私は、これこそが、婚活市場でもっとも高くつく結婚条件だと考えています。お金では買えないほど高くつくのです。なぜなら、その代償として支払われるのは、お子さんが手にできたはずの幸せそのものだからです。
なぜ「条件」は、いちばん損な戦い方なのか
少し、商売の話をさせてください。 世間が「良い」と認める条件、たとえば高い年収、立派な学歴、知られた勤め先。こうした分かりやすい価値を備えた人は、当然ながら、誰の目から見ても魅力的に映ります。 という ……